これは愛情じゃない。
愛情ってのは、受けた記憶がないからわからないが、もっと慈しみに満ちたものだと思う。
私の感情は欲望と依存と好意がごちゃ混ぜになったもので、満たされることがない分はみ出た感情は寂しさ苦しみや恨みつらみとなって堆積する。
そしてそれはとどまることを知らないが、どうやってしまっておけばいいかわからないから、毎日食べ物で心を満たすフリをしては、感情の代わりにトイレに吐き捨てている。
私が満たしたいのは、空腹じゃなくて心だといつも思ってる。だけどトラウマが消えないように、どこかに空いた穴はどんな手を使っても埋まらないんだろう。
依存と分離不安を繰り返す感情、根本的なモチベーションのない生活。死ぬことはできないと悟ったとしても、生きていたいと思ってない。
どう思って生きてるか、正直に言うと、私には何も守るものがない。未来なんかどうだっていい。クソ喰らえだ。こんなめちゃくちゃな現在地からなんの希望も描けるもんか。
生活基盤を失ったら一瞬困るんだろうけど、こんなに死にたくても死ねなかった、しぶとく生きて肥え太った自分は、きっとどんな汚い手を使っても生きるんだと思う。
でも、自分が生きていく未来に希望を一切感じない。